【ワシントン】米商工会議所がリナ・カーン連邦取引委員会(FTC)委員長との対決姿勢を鮮明にしている。FTCに宛てた書簡では、カーン氏の動きはFTCの法的権限を逸脱していると主張している。  商工会議所はFTCに宛てた19日付の書簡3通で、法的に問題となる行政手続き違反の可能性を指摘。商工会議所はさらに、情報公開法に基づきFTCに30件以上の文書開示請求を行う予定。文書にはカーン氏や同氏スタッフの個人的な通信記録が含まれる可能性もある。  ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこうした書簡や開示請求を確認した。