米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードのロバート・コティック最高経営責任者(CEO)は、社内文化の問題を早急に解決できなければ退任を検討すると幹部らに話した。事情を知る複数の関係者が明らかにした。関係者によると、30年にわたり同社を率いてきたコティック氏は、26日に予定されているブリザード・エンターテインメント部門幹部との会合で退任の意向を表明するとまでは言わなかったが、社内に広がる不正行為の問題が「早急に」解決されなければ退任する可能性に含みを残したという。社内での性的不正行為の申し立ての扱い方を巡り、同氏は従業員や投資家、ビジネスパートナーからの批判に直面しており、同氏の辞任を求める声も上がっている。
米アクティビジョンCEO、退任検討へ=関係筋
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