ソフトバンク・グループのビジョン・ファンドはスタートアップ企業に多額の資金を投じている。昨年は新型コロナウイルスの世界的流行下で生じた損失から回復したが、中国規制当局による消費者向け事業の取り締まりで配車サービスの滴滴(ディディ)グローバルなどへの投資が打撃を受け、ここ数カ月は低迷していた。同ファンドが1号ファンド、2号ファンドを通じて株式を保有する企業は約250社に上る。最高財務責任者(CFO)のナブニート・ゴビル氏は先週、一部の投資先会社のCFOをカリフォルニアに招いた。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はゴビル氏にインタビューした。編集済みの抜粋は以下の通り。WSJWSJ:投資先企業のCFOのサミットを開催するのはなぜか?