シリーズ21万部突破のベストセラー『精神科医Tomyが教える 1秒で幸せを呼び込む言葉』、渾身の感動作で自身初の小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(2022年1月11日発売)の著者が、voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」を音声配信。心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で気分はスッキリ、今日がラクになる!
一歩踏み出してみると変化が生まれる
きょうのひとことは、
「今がよければすべてよし」
「終わりよければすべてよし」という言葉があります。
いろいろなことがあっても、最終的によい結末を迎えれば、ほっとした気持ちなるという意味です。
シェイクスピアによる戯曲としても知られ、日本でも演じられてきました。
過去の嫌なことやめんどくさいことも、最後がよければ全部忘れちゃうんだろうという気にさせてくれます。
この「終わりよければすべてよし」というのは、なにかにとりかかったときのことなんですね。
たとえば、仕事のプロジェクトだったりとか、本を読んだり映画を観たり、またはどこかにデートへ出かけたりとか。
そういうことの締めくくりとして最後がよければいいんだよ、という意味が込められています。
このことをちょっと応用してみましょう。
人生の終わりはいつでしょうか?
それは死ぬときという考え方もありますが、ここでいう終わりは違います。
私たちは過去を経て現在があるわけですが、過去のなかでの最後はいつかといえば、今なんです。
これまでの最後は、つねに今。
つまり、今の状態をよくすれば、だいたいいい感じだな、というふうに思えるものなんですね。
「終わりよければすべてよし」という言葉を応用すると、「今がよければすべてよし」とも解釈できるわけです。
さらにいうと、今、この瞬間というのは、いくらでも変えていくことができます。
今を大切にすることは、とても希望をもたらす生き方になるということでもあるのです。
きょうのひとことは、
「今がよければすべてよし」
でした。
参考になったかしら?