ソフトバンクは傘下のビジョン・ファンド(本社:ロンドン)を通じて世界各地のスタートアップに多額の投資を行っている。約250社に上る投資先の価値を把握するのは同ファンドのマネージャーにとって極めて重要な仕事だ。ビジョン・ファンドでポートフォリオ評価、モニタリング、財務デューデリジェンス(適正評価手続き)を担当するグローバルヘッドのルイス・チュオ氏がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に投資先企業の評価をどのように行っているかについて語った。インタビューの抜粋を編集した上で以下にまとめた。WSJ:WSJ:ビジョン・ファンドはこれまで数百社に投資している。投資先の評価の把握は何人で行っているのか。