「今の会社で働き続けていいのかな?」「でも、転職するのは怖いな……」。働き方が大きく変わるなか、そんな悩みを抱える人は多いだろう。高卒から、30歳で年収1000万円超という驚きの経歴をもつ山下良輔さんは、そんな「転職迷子」たちから圧倒的な支持を得ている。山下さんは12月に出版した初の著書『転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法』で、自らの転職経験を全て公開している。
その戦略は「外資系やコンサル業界は、学歴エリートでなくても入れる」「職歴に一貫性はなくてもいい」など、これまでの「転職の常識」を塗り替えるものばかりだ。どうしたら人生を変える転職ができるのか、どうしたらいい会社選びができるのか。この連載では本書より一部を特別に公開する。

30代、転職面接で選ばれる人の「見た目のちょっとした違い」とは?Photo: Adobe Stock

 転職の面接に臨むときは、清潔感のランクをさらに一段底上げしたいところ。

 そのために、超簡単で今すぐできるテクニックが、「おでこを出す」ことです。髪型は一切変えなくても、ワックスなどで前髪を上げるだけで印象がガラッと変わるので、ぜひ試してみてください。

 おでこを出したほうがいい理由は、「顔の明るい色の面積」が増えるから。そして、誰でも(もちろん採用担当者も)直感的に「暗い人」より「明るい人」にいい印象を抱くからです。

 髪に比べて肌のほうが色が明るいので、肌が露出する面積が増えると、顔の印象も明るくなります。しかも、おでこは顔の3分の1くらいの結構広い面積を占めています。普段の髪型で前髪を下ろしていたとしても、面接に行くときはおでこを出すようにしてみてください。

 前髪を下ろすスタイルが好みの人は、美容師さんに「前髪を上げても下ろしてもOKの髪型にしたい」と相談してみてください。僕もそうしています。