「今の会社で働き続けていいのかな?」「でも、転職するのは怖いな……」。働き方が大きく変わるなか、悩みを抱える人は多いだろう。高卒から、30歳で年収1000万円超という驚きの経歴をもつ山下良輔さんは、そうした「転職迷子」たちから圧倒的な支持を得ている。山下さんは12月に出版した初の著書『転職が僕らを助けてくれる――新卒で入れなかったあの会社に入社する方法』で、自らの転職経験を全て公開している。
その戦略は「外資系やコンサル業界は、学歴エリートでなくても入れる」「職歴に一貫性はなくてもいい」など、これまでの「転職の常識」を塗り替えるものばかりだ。どうしたら人生を変える転職ができるのか、どうしたらいい会社選びができるのか。この連載では本書より一部を特別に公開する。

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 転職の面接や仕事上の身だしなみで「荒れた肌」がNGというのは誰でもわかりますが、何がOKかは人の価値観によって違います。僕は自己流ではありますが美容の勉強を少しずつしていくなかで、ひと口に「きれいな肌」といっても、色が白くてみずみずしいツヤのある肌から、日焼けしてちょっとギラギラした健康的な肌、メイクによって完成されたスベスベの肌まで、いろんな価値観があると知りました。

 そのなかで、僕が目指しているのは、「血色がいい肌」です。血色がいいとは

・肌が荒れていない
・不健康に見えない

 この2つを両方満たしている肌と定義しています。

 僕の美容の目的はあくまで仕事のためです。いくら透明感あふれる美白肌になったとしても、儚い、不健康なイメージになってしまうことは、僕にとってはデメリットなのです。

「髪」の項目でも書きましたが、面接や仕事での第一印象の勝負は一瞬です。そういうときに血色が悪いと「この人、体調悪そうだけど大丈夫かな?」と相手を不安にさせてしまいます。

 では、「血色がいい肌」をつくるために僕がやっていることを紹介します。

・「色付きリップ」で唇の血色をよくする
 僕は面接やクライアントとのミーティングの前には、必ず色付きのリップを塗ります。1秒ででき、すぐに健康的な顔がつくれるので、ぜひ試してみてください。

 僕が使っているのは美容院の「LIPPS」が男性向けに出しているリップバーム(ライトオレンジ)です。

・Zoomなどの「エフェクト」機能を使う
 最近は、オンラインミーティングの機能のひとつとして、眉毛や唇に色をつけたり、肌の色を明るくしたり、あるいは髪の毛の色を黒くしたりといったエフェクトが付いています。実際に顔を映してみて、血色感が足りないと思ったらぜひ試してみてください。

・BBクリームで「ワントーン明るい肌色」をつくる
 面接など、特に血色をよくしたい日におすすめなのが「BBクリーム」です。男性だと「メイク」に抵抗がある人もいるかもしれませんが、BBクリームなら「塗っている感じ」はほとんどなく、肌色をワントーン明るく、ムラなく見せてくれます。普段の日焼け止めの代わりにも使えます。