サーバー向けソフトウエアに見つかった深刻な脆弱(ぜいじゃく)性を悪用するサイバー攻撃に関し、中国などとつながりのあるハッカーらの関与が増えていることが分かった。マイクロソフトと複数のサイバーセキュリティー企業が明らかにした。  国家とのつながりを指摘されているハッカーらによる関与は、サーバー向けソフトウエア「Log4j」に見つかった脆弱性の重大さを浮き彫りにしている。  サイバーセキュリティー専門家らは今回浮上した問題がここ数年間で最大規模の脅威だとし、ランサムウエア(身代金要求型ウイルス)などを使うような壊滅的な攻撃も可能にするかもしれないと指摘。