米メタ・プラットフォームズ傘下のソーシャルネットワーク(SNS)、フェイスブックが独占的地位を乱用しているとされる件について、米首都ワシントンの連邦地裁は11日、公正取引委員会(FTC)が再提起した反トラスト法(独占禁止法)訴訟を認める判断を下した。フェイスブック側は、一部修正されたFTC側の訴えを退けるよう求めていた。FTCは2020年末、フェイスブックを相手取った反トラスト訴訟を起こしていたが、ジェームズ・ボースバーグ判事は昨年6月、同社が違法な独占に関わったことが十分に示されていないとし、訴訟を退けていた。FTCはこれを受け、より詳細な主張を含む一部修正された訴状を提出していた。