デジタル仮想世界の先駆けの1つである「セカンドライフ」の創設者が、巨大ハイテク企業に再び挑むべく戻って来る。フィリップ・ローズデール氏は2003年、オンラインゲーム「セカンドライフ」を立ち上げた。このゲームでは、プレーヤーはアバターを使って、ぶらぶら歩きまわったり、他のプレーヤーと交流したり、買い物をしたりすることができる。セカンドライフは、巨大ハイテク企業が現在作ろうとしている、概して「メタバース」と呼ばれる仮想世界の先駆けだ。メタバースが勢いづく中、ローズデール氏はインタビューで、2010年に去ったセカンドライフを運営するリンデンリサーチ(リンデンラボ)に戦略的アドバイザーとして再び関わり、セカンドライフの拡大を主導する意向を明らかにした。