――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米経済は10-12月期に持ち直した。それが実現したのは重要だが、どのように実現したかも同じくらいに重要だ。  米商務省が27日発表した10-12月期国内総生産(GDP)は、インフレ調整後で年率6.9%の伸びを記録した。これは7-9月期の2.3%を大幅に上回り、エコノミスト予想の5.5%もしのぐ伸びだった。  GDPの伸びが加速した理由の一つに、米国人の消費意欲の高まりがある。個人消費は10-12月期に3.3%増と、7-9月期の2%増を上回った。