――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  株取引アプリを手掛ける米新興企業ロビンフッド・マーケッツの業績は現在、一定の安定感を見せている。ただ、市場がそれを信用するかどうかは別問題だ。  1年前にミーム(はやりネタ)株がけん引した一連の出来事は、ロビンフッドだけでなく市場全般に乱高下を招いた。しかしそれ以降、一部の指標では、ロビンフッドの業績は比較的安定しており、株式およびオプション取引ベースの収入は現在、3四半期連続でほぼ変わらずの水準となっている。