全米で新型コロナウイルスの新規感染者数と入院者数の減少が続いている。週末時点のコロナ感染症による死者数はほぼ1年ぶりの高水準に達したものの、オミクロン株の変異ウイルスの流行が最悪期を脱したとの期待が強まっている。米厚生省のデータによると、30日のコロナ入院者数の7日移動平均はほぼ3週間ぶりに14万4000人を下回った。この数字は約10日間連続で減少した。またジョンズ・ホプキンス大学によれば、1月半ばに80万人のピークをつけた1日の新規感染者数の7日平均は、今月3日以来初めて50万人を割り込んだ。コロナ死者数の7日平均は、29日は2400人を超えて昨年2月下旬以来の多さとなったが、30日には若干減少した。
オミクロン流行、米でもピーク過ぎた可能性 入院・感染減少
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