米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は、ネット上で大旋風を巻き起こした英単語当てゲーム「ワードル(Wordle)」を買収したと明らかにした。取得額は数百万ドルとしている。NYTによると、ワードルは今年に入って大流行し、ユーザー数は世界で数百万人に上る。昨年11月1日時点の利用者はわずか90人だった。ワードルの生みの親はソフトウエアエンジニアのジョシュ・ワールド氏だ。同氏は2013年に試作ゲームを開発していたが、新型コロナウイルス禍を受けてゲーム好きのパートナーのために再び引っ張り出してきた。その後、ワードル氏が結果をツイッターやフェイスブックで共有しやすくしたことで、先月以降、人気が爆発的に高まった。