巨大テック企業の資金力に対抗するのは、規模でやや劣る競合企業にとってさえ難しいものだ。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が31日発表した36億ドル(約4100億円)での米ビデオゲーム開発会社バンジー買収はそれ自体、大きいものだ。ファクトセットによると、今回の買収は同社にとって過去最大であり、親会社のソニーグループとしても金額ベースで上位5位以内に入る規模だ。ゲーム業界ではすでに二つの大型買収が発表されていた。1月に入って、テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエアがジンガを110億ドルで、マイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを690億ドルでそれぞれ買収することで合意していた。
ソニーの「バンジー」ジャンプ、MSは恐れず
米ビデオゲーム開発会社の買収を発表したが、マイクロソフトとの買収合戦は厳しい
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