ミュージシャンのデヴィッド・クロスビー氏とスティーヴン・スティルス氏は、かつてバンド仲間だったニール・ヤング氏に追随し、自身の楽曲を音楽配信サービス大手スポティファイから引き揚げる意向だ。同社が配信するポッドキャスト番組の司会者ジョー・ローガン氏が新型コロナウイルスワクチンに関して誤った情報を広めているとし、これに異議を唱えている。ヤング氏は先週スポティファイに、自身の楽曲を削除するよう求めた。その後、ミュージシャンやポッドキャスターが相次いで自身のコンテンツをスポティファイから引き揚げる意向を示している。クロスビー氏とスティルス氏は2日、発表文で「ニールを支持し、スポティファイのローガン氏のポッドキャスト番組で危険な誤情報が流されているという意見に賛同する」と述べた。もう一人のバンド仲間だったグラハム・ナッシュ氏もこの発表文に署名した。同氏は先に、自身の楽曲をスポティファイから引き揚げる予定だと発表している。