ドナルド・トランプ大統領が、ホルムズ海峡は「完全に開放され、通航の準備が整っている」と宣言してからわずか数週間後、船舶の往来が停滞する事態となっている。これを受け、米政権は現在、同海峡での船舶航行を可能にする新たな国際有志連合への参加を各国に呼びかけている。「海洋自由構想(マリタイム・フリーダム・コンストラクト、MFC)」と名付けられたこの取り組みは、28日に在外米国大使館に送付された国務省の内部公電に記されており、米外交官に対し、各国政府に参加を働きかけるよう求めている。公電によると、米国主導の有志連合は情報共有、外交的調整、制裁執行を担う。これは、イランが政府の承認なしにホルムズ海峡を通過するタンカーへの機雷敷設や攻撃を続ける中、トランプ政権が同海峡を通る商業船舶の流れを再開しようとする最新の取り組みだ。