画像共有・メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが3日発表した2021年10-12月期(第4四半期)決算は、四半期ベースで初の黒字となった。アップルのプライバシー方針変更がメタ(旧フェイスブック)に影響を及ぼし、デジタル広告市場が混乱しているが、スナップはこれに対応できていることを示した。純利益は2260万ドル。売上高は前年同期比42%増の13億ドルで、市場予想を上回った。メタが2日、アップルの方針変更で今年は売上高が100億ドルの影響を受けるとの見通しを示したことから、スナップの株価は3日の通常取引で急落し、前日比23.60%安の24.50ドルで引けていた。だが通常取引終了後に決算を発表すると株価は大幅な上昇に転じ、終値比54%高近辺をつけている。
スナップ、10-12月期は初の黒字 アップル方針変更に対処
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