「人が増える=業績アップ&
業務がラクになる」わけではない!

 それを考えると、今は非常に気楽です。お客さまが極端に減ったわけではありませんが、時間が増えています。

「パーキンソンの法則」というものがあります。その第1法則は、「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものです。まさに私の事務所がそうでした。

 それほどお客さまが大量にいるわけではないのに、忙しくて人手が足りないような気がして、さらに人を雇いたい、と常に思っていたものです。

 今は人数が少ないため、仕事(必要性のない仕事)がそれほど増えない気がしています。

「人が10人いて、忙しいように感じていたとしても、実は2人でもやっていける」というような状況はどこにでも発生するのではないかと思っています。人が増えると、ラクになるどころか、さらに忙しくなるものです。それなら、「増やさない」という選択もあるのではないでしょうか。次回は、人数の増減による「お金」への影響についてお話ししたいと思います。

(次回は12月21日更新予定です)


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