米ウーバー・テクノロジーズが9日発表した2021年10-12月期(第4四半期)決算は、売上高が83%増加した。配車サービス事業が回復したほか、飲食店が営業を再開したにもかかわらず料理宅配の需要が続いたことが寄与した。売上高は57億8000万ドルと、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の53億5000万ドルを上回った。グロスブッキング(運転手への支払いなどを差し引く前の取扱高)は配車事業で67%、料理宅配事業で34%、それぞれ増加した。月に1回以上利用したアクティブユーザー数(MAPC)は過去最多の1億1800万人。純利益は8億9200万ドル。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は2回目の黒字を達成した。調整後EBITDAは8600万ドルと、市場予想の6700万ドルを上回った。ウーバーイーツ部門の調整後EBITDAは初めて黒字となった。