米マイクロソフト幹部は、同社の新たなゲームアプリ販売ストアは一連のオープン市場原則に基づき運営されると確約した。過去最大規模となるゲームソフト開発大手アクティビジョン・ブリザードの買収計画で、当局の承認を得る狙いがある。アップルなどが運営するアプリストアを巡っては、売上高を不当に奪っており、競争を阻害しているとの批判がアプリ開発業者や議員から上がっていた。マイクロソフトの原則はこうした懸念に対応するものだ。同社は一例として、自社の決済システムの利用を開発業者に義務付けることはしないと明言した。マイクロソフトのブラッド・スミス社長は「当社は規制と闘うのではなく、規制に適応することに注力している」と述べた。スミス氏とサティヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)は9日、アクティビジョン買収計画を巡る議員らとの会合を前に、記者団の取材に応じた。