米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーが9日発表した2021年10-12月期(第1四半期)決算は、動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」の契約者数の伸びが加速し、総数が予想を上回った。昨年12月末時点のディズニープラスの契約者数は1億2980万人で、9月末時点の1億1810万人から増加した。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は1億2470万人だった。売上高は218億2000万ドルと、前年同期の162億5000万ドルから増え、アナリスト予想の202億7000万ドルを上回った。ウォルト・ディズニー・ワールドやディズニーランドを含むテーマパーク・コンシューマープロダクツ部門の売上高は72億3000万ドルに達し、屋外旅行が好調に推移したことが追い風となった。アナリスト予想は63億6000万ドルだった。国内のパーク&リゾートの売上高と営業利益は過去最高を記録した。