株式投資よりアパート1棟経営がFIRE(経済的自立と早期退職)への近道!
不動産投資を始めて5年、アパート7棟を保有、資産7億5000万円を築いた。目標は、40歳までに資産100億円を築くこと。それは経済が疲弊した地元の町を自力で再生するための資金作りだ。年間家賃収入7000万円、年間キャッシュフロー(手元に残るお金)2000万円を得ている元証券ウーマンが不動産投資で7億円の著者が、知識ゼロから不動産投資で安定的に資産を増やせる方法を徹底指南する。

【不動産投資こそFIREへの近道】金融機関の融資担当者を味方につける方法とは?Photo: Adobe Stock

「応援したい」と思ってもらえる事業計画を伝える

口座を開設するため、融資担当者と支店長にお会いすることになりました。そして、ワクワクドキドキ緊張しながら、その都市銀行へ喜び勇んで伺いました。

都市銀行に到着後、私は融資担当者の後について行内の長廊下をしばらく歩いていきました。すると突然、融資担当者が壁の前で立ち止まったのです。

その先には進めませんから「えっ、どういうこと?」と私は戸惑ったのですが、目の前の壁から隠しボタンがパカッと出てきて、その奥にまた廊下が出現!

壁に見えたのは、なんと“隠し扉”だったのです。

その隠し扉の先にある応接室へ通されながら、「テレビドラマで観るような世界があるんだぁ」と感動してしまいました。

さて、その応接室で支店長といろいろなお話をしたのですが、「お若いのになぜ不動産賃貸業を?」と尋ねられました。私は稟議書に書かれたストーリーを自分の口から、あらためてお話ししました。

緊張のあまり少し興奮しながら熱弁をふるい、15分くらい経った頃、話を聞いていた担当者と支店長が「素晴らしい!」とおっしゃってくださったのです。

「これまでたくさん不動産関連の方々に融資しましたが、まだお若いのに、ここまで自分の考えや将来のビジョンをしっかり持っている方に会ったのははじめてです。ぜひ応援させてください!」

そう支店長がいうと、その場で「金利を3分の1以下に下げます」と約束してくれたのです。

結果的には0.55%の低利で融資を受けられることになりました。

支店長は、「銀行にここまで自分のことをおおっぴらに話す人はいないですよ」ともおっしゃっていました(笑)。

金融機関の人も杓子定規で数字だけを見るわけでなく、その人の将来の計画、やる気、情熱といった部分で動かされることも少なからずあるようです。

「この人にまた会いたい」「この人を応援したい」と思ってもらえるかどうかも、融資決定に少なからず影響すると、私は実感しています。

だからこそ、電話外交から資料作成、手紙、面談に至るすべてのやりとりにおいて、不動産賃貸業に対する「熱量」を伝えることには意味があると思います。

そして常に、「自分の味方になってもらうためにはどうすればいいか?」ということを意識しながら行動することも大事です。

【不動産投資こそFIREへの近道】金融機関の融資担当者を味方につける方法とは?

八木エミリー(やぎ・えみりー)
1989年愛知県生まれ。2013年大学卒業後、野村證券入社。配属された東海地方で新人にして営業成績トップとなり、社内最年少でセミナー講師に抜擢される。出身地の経済が疲弊し、将来的に自分の手で地域活性化をするという大きな目標を掲げ、その資金獲得のため不動産投資をはじめる。40歳までに資産100億円を築き、財団を設立して地元を活性化するのが目標。2015年、26歳で1棟目となる中古1棟アパートを購入。その後も1棟買いを続け、入社4年目に退社。現在は7棟68室(総資産7億5000万円)のオーナーとして、年間家賃収入7000万円、年間2000万円のキャッシュフロー(手元に残るお金)を得ている。ダイヤモンドZAiオンライン『今からはじめて1億円めざす「マネ活!」実践講座』連載中。