――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米国の消費者物価指数(CPI)は先月、モノのコスト上昇によって、前年同月比で7.5%上昇した。人々はインフレを心配しているかもしれないが、それは懸念すべき一番大きなことではないかもしれない。  米労働省が10日発表したインフレ指標は、予想以上の過熱を示した。エコノミストは1月の総合インフレ率について、12月から0.4%上昇し、前年同月比7.2%上昇になると予想していた。実際には、前月比で0.6%、前年同月比では7.5%それぞれ上昇した。