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自炊をする際、料理の味や香り付けに使う調味料は、おいしい食事をするためにも欠かせない存在だ。ひと口に調味料といっても、砂糖や塩などの定番調味料だけでなく、ごはんのお供になるものや、食材を加えて電子レンジで加熱するだけで調理できるメニュー専用調味料など、さまざまな種類がある。そんな調味料の最新事情に迫る。（清談社 真島加代）
コロナ禍の影響を
大きく受けた調味料業界
未曽有のコロナ禍が、私たちの生活を大きく変えてから約2年。最近では、コロナが人や社会、市場にもたらした影響が徐々に明らかになっている。そのうちの一つが、調味料市場の変化だ。
総務省が行った「家計調査」によると、2020年3月～5月の間、各家庭でケチャップやソース、つゆ・たれ、バターなどの調味料への支出が増えたことがわかった。ステイホームで自炊をする機会が増え、支出増につながったようだ。
