【香港】ロシアのウクライナ侵攻を受け、西側のハイテク企業がロシアへの販売を停止する中、中国のライバル企業に商機が訪れている。しかし、物流や金融、法律上のハードルの増大で、そう簡単にチャンスを生かせそうにはない。 ロシアへの販売を停止した企業には、スマートフォンメーカーの米アップルや韓国のサムスン電子、パソコンメーカーの米HPやデル・テクノロジーズ、スウェーデンの通信機器メーカーのエリクソンなどが含まれる。この背景には、米国とその同盟国によるロシアへの広範な制裁発動で、企業がロシアとのビジネス関係を見直し始めていることがある。
