ウクライナとロシアは、ロシア軍に包囲された北東部のスムイから市民を避難させるため、一時的に停戦することで合意した。スムイではロシアからの激しい空爆を受け、子ども2人を含む少なくとも9人の住民が死亡した。ロシア軍はウクライナ東部のイジュームに進攻しており、ウクライナ軍の包囲を試みている。一方、ウクライナは南部の港湾都市オデッサに近いミコライフへの進攻を試みるロシア軍を撃退している。ロシアによるウクライナ侵攻は13日目となり、ウクライナでは市民の犠牲者が増えている。ロシア軍に包囲されたスムイや北部チェルニヒウ、東部マリウポリなどでは食料や他の基本的な物資が不足している。また、インフラが破壊されたことで約70万人が暖房を取れない状態に置かれている。