正解のない問題に対し「別解」を探す

不確実性の高い時代、世の中は正解のない問題だらけです。

正解では解決できない課題が増え続ける社会だからこそ、人によって答えが違うという前提に立ち、それぞれが別解を探していくべきだと思います。

たとえば、こんな問いに対して正解はあるでしょうか。

「社会貢献をしながら、ビジネスとしても成立する会社をつくるにはどうすればいいか」
「少子高齢化のなかで、誰もがハッピーになる事業承継にはどのような形があるか」

これはほんの一例ですが、世界を見渡すと難しい問い、矛盾をはらんだ問いが、数多く解決できていないままです。

みんなが同じ幸福もなければ、みんなが同じ美的センスもありません。

答えは人それぞれ。そこに新たな解が生まれるのではないでしょうか。

(本原稿は、平尾丈著『起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法』から一部抜粋・改変したものです)