今週開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)では、3人のメンバーが予想される0.25ポイントよりも大幅な利上げを支持するかもしれない。  ジェローム・パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は2日の議会証言で、2年前に始めたゼロ金利政策を解除するに当たり、初回の利上げは小幅にとどまるとの見解を表明。「3月の会合でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを引き上げるのが適切だと考えている。0.25ポイントの利上げを提案し、支持したい」と述べた。  大半のFRB当局者はパウエル氏の考えに賛同しているようだ。