米国民の約半数は、ジョー・バイデン米大統領の2024年の再選出馬に懐疑的見方を示している。国民の一部は、米国が新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)、インフレ高進、ロシアのウクライナ軍事侵攻などに直面している状況では、同国史上最高齢の大統領にとって職務負担が大きすぎることを指摘している。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の最新の世論調査によれば、米国民の52%は、バイデン氏が2年後に大統領再選を目指すことはないと考えている。再選を目指すことを予想しているとの回答は29%、どうなるか判断しかねていると答えた者は19%だった。民主党員の間では、バイデン氏が再出馬するだろうと答えた者が41%、再出馬しないだろうと答えた者が32%だった。民主党員のうち26%は、まだよくわからないと回答した。