――投資家向けコラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)や欧州で起きているウクライナ危機ほど、物流の価値を際立たせるものはない。米電子商取引大手アマゾン・ドット・コムが運航機数を増やしていることは、同社が配送部門に投資を強化していることの表れであり、これとひきかえに、米宅配・航空貨物大手のフェデックスやユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)、ドイツポスト傘下のDHLがマイナスの影響を受ける可能性も示唆するものだ。