夢を分解しよう
夢に潰されないために大切なこと、それは「分解」だ
自分の夢を分解し「具体的な目標」に置き換える。
「この仕事では交渉の技術を会得しよう」「同業他社とコネクションをつくろう」「あの著名人と仕事をしよう」。
夢はそのくらい地に足がついた目標に置き換えられると、心の病みを避けられる。
僕たちの業界でも「たかが仕事」とクールなスタンスをとっていたり、「ほかの仕事よりラクそうに見えただけ」なんて軽い動機でやって来た人のほうが、夢が大きな人よりしぶとくて、結果的に活躍する。できること、できないことを振り分けて、淡々と職務をまっとうしようとするからだろう。
「働きに」ではなく「夢を叶えに」会社に行くと、ギャップに苦しむことがある。
テレビ界なんてとくに夢が大きい人が多いから、「佐久間さんとバラエティをつくりたかったのでうれしいです!」と涙目で握手してくるタイプの人はじつは危ない。
夢はさまざまなかたちで、あなたを裏切ることもある。
現実を冷静に見つめ淡々と働く。
それも夢を叶える一歩になる。