30代で年収が高い職種ランキング!弁護士・医師を越えた1位は? Photo:PIXTA

今、どんな職種だったら食いっぱぐれないのか。「平均年収」をヒントに需要の高まりの傾向を読み解いてみたい。転職サイト「doda(デューダ)」のデータを基に、職種別の平均年収ランキングをお届けする。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂) 

平均年収が高い職種ランキング!
30代で最も高年収だったのは?

 富士通、ホンダ、パナソニック――。日本を代表する一流企業で、1000人を超える大規模な早期退職募集が相次いでいる。終身雇用の崩壊で、大企業でも定年まで安泰とは言えなくなった。

 また、コロナ禍でビジネスを取り巻く環境は激変している。そうした中、従来の日本企業に根付いた人に仕事を付ける「メンバーシップ型」雇用から、仕事に人を付ける「ジョブ型」雇用に移行する企業が増えつつある。

 これからの時代は、どの会社に勤めるかではなく、「何を仕事にするか」がますます重要になってくるといえる。だからこそ、何を仕事にするかという部分に大きく関わる「職種選び」が肝心だ。

 ダイヤモンド編集部では、パーソルキャリアが運営する転職サイト「doda」の登録者における職種別の平均年収データを基に、さまざまな切り口で平均年収ランキングを作成した。

 今回は、「30代の平均年収が高い職種ランキングトップ15」をお届けする。

 次ページでは、ランキングの結果とともに、平均年収が高かった職種の特徴について、doda編集長の喜多恭子氏の解説を交えて紹介する。