コロナ禍でも食いっぱぐれない職種ランキング!企業のスカウト実態で分析【2020最新版】コロナ禍でもスカウトが増加していた職種とは? Photo:PIXTA

新型コロナウイルス感染拡大に伴い、私たちの働き方は大きく変わった。こうした中で今、需要が高まっている職種とは何か。転職サイト「ビズリーチ」の登録者に対する企業のスカウト実態を分析し、「引く手あまたの職種ランキング」を作成した。(ダイヤモンド編集部 笠原里穂)

コロナ禍の2020年
引く手あまただった職種とは?

 新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年、私たちの働き方は大きく変わった。こうした流れの中で、これまで多くの日本企業が採用してきた、人に仕事を割り振る「メンバーシップ型雇用」から、仕事に人を割り振る「ジョブ型雇用」への切り替えを表明する企業も少なくない。

 タスクを明確にせざるを得ないリモートワーク下では、個人の仕事もよりはっきりと区分されるようになる。どんな仕事をするか、つまりどんな職種に就くかがより重要になるともいえる。

 では、「コロナ禍の1年」となった20年において、引く手あまただった職種とは何か。データからその傾向を見ていこう。

 今回、ダイヤモンド編集部では、転職サイト「ビズリーチ」のサイト上で企業が求職者に直接送るメッセージである「スカウト」のデータを基に、「スカウト数が多い=企業からの需要が高い」職種の実態を分析した。

 さっそく結果を見てみよう。