米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は再び米証券取引委員会(SEC)との論争に臨むことになりそうだ。今回は同氏がツイッターへの投資で筆頭株主になったことについての情報開示の方法が焦点。株式保有比率が5%を超える場合に提出が義務付けられている大量保有報告書で、マスク氏はツイッター株を9.2%保有していることを明らかにした。支配権を得るつもりはないとしている。だがこの報告書の提出は数日遅れた。また、経営支配の目的がないパッシブ投資家であることを明示する標準的な証明がなかった。