ソーシャルメディアは、広告収入に依存する従来のモデルから脱却しようとしているのかもしれない。それがどう展開していくかについて、この1週間は好対照な例を投資家に見せつけることになった。ソーシャルメディアを厳密に広告会社として考えるのは、アメの外側だけを味わっているだけにすぎない。将来のソーシャルメディアに投資するのであれば、アメの中身も同じくらい甘くなり得るかどうかを判断する必要がある。ツイッターやメタ・プラットフォームズなどのソーシャルメディア企業にとって、広告が主な収益源である状態はしばらく続くだろう。これは、コンテンツを監視する取り組みや、腹を立てたユーザー(金持ちで影響力を持つ人たちを含む)とのバランス取りがまだ続くことを意味する。しかし、収益源を広告以外に多様化する動きは既に始まっている。