「超」戦略的に聴く技術写真はイメージです Photo:PIXTA

プランナーとして数々のブランド戦略、キャンペーン施策を手がけ、「食べるラー油」をはじめヒット商品を連発してきた大嶋慶氏が、新著『「超」戦略的に聴く技術』を出版。同書からの抜粋で、仕事力、コミュ力を上げる「聴く技術」を伝授する。

「全然、興味のない話」に
出くわしたとき、どうする?

・飲み会で上司から聞かされる「昔はこうだった武勇伝」の話。
・友人から聞かされる、芸能人の「推し」の話。
・クライアント先の担当者がハマっている「韓流」の話。

 ……そんな話に出くわすと、「全然、わかんないんすけど……」と、つい、「その話、興味がありません」と表情に表れてしまうことがあります。

 特に上司からしょっちゅう聞かされる「昔はこうだった武勇伝」。「また出たよ。もう何度も聞いてるんですけど、その話」と、イヤそうな顔、めんどくさそうな顔になってしまいがちです。

 私自身もそんな話にちょこちょこ出くわします。そんなときは、なんとか笑顔が引きつらないよう、乾いた愛想笑いにならないように努めます。

 今回伝えたいのは、

「興味のない話、共感できない話でも前向きにリアクションを」

 ということです。