タイ北部の食を堪能

カイ・モット・デーンのスープ。白いつぶつぶがアリの卵カイ・モット・デーンのスープ。白いつぶつぶがアリの卵

 チェンマイ周辺で食べられているタイ北部料理の特徴は、主食は蒸したもち米、おかずにはまるで野草のような野趣あふれる野菜やたけのこ、きのこなどの山菜、そして獣肉など山の幸を多用し、香りも辛味も強い料理も見られます。タイ北部で人気の食材で、今回訪れたちょうどこれから暑くなる時期に旬を迎えるのが赤アリの卵「カイ・モット・デーン」。大きめのご飯粒のような見た目で、それ自体に味はほとんどなく、噛んだ際のぷちぷちした食感を楽しみます。スープに入れたり卵焼きに混ぜ込んだりと、いろいろな料理の具になります。この時期チェンマイを訪れる機会があったら、ぜひ試してみて下さい。今回は庶民派の店、中級店、やや高級な店と人気タイ北部料理店3軒で食事をする機会があり、馴染みやすい雰囲気作りや高級感のある盛り付けなど、店ごとの工夫もよくわかりました。

画像の料理のお店
■Harn Tung Chiang Mai
・住所:63/9 Soi Suthep
・URL:https://www.wongnai.com/restaurants/12937df-ฮ้านถึงเจียงใหม่-เชียงใหม่
カオソーイ。ミシュランに掲載された店もあるカオソーイ。ミシュランに掲載された店もある

 そしてチェンマイといえば、日本人にも人気のカレー麺「カオソーイ」は外せません。有名店がたくさんあるので、食べ歩いて好みの味を見つけましょう。なおカオソーイのお店は、午後2時か3時頃にしまってしまうところが多いので、どうかご注意を。

画像の料理のお店
■Khaosoi Mae Manee
・URL:https://www.facebook.com/khaosoimaemani/