現役美容部員のBAパンダさんが、幼なじみのマンガ家吉川景都さんにメイクを教える大人気美容マンガ、待望の続編『続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』。本書には「今回も共感しかない」「相変わらず目からウロコ」「今年のベストバイだった」などと、SNSで口コミが広がっています。
今回は、日差しが気になってきた今の時期に知りたい「日焼け止め」のコツです。

日焼け止め、昔は塗ってたっけ?
焼けるか焼けないかではないのです!
日焼け止めは進化しています
できれば色々重ねたほうがいい

日焼け止め効果のあるアイテムは「重ねる」と最強

 私たち美容部員は、日焼け止めをスキンケアのアイテムとほぼ同じ考え方で選んでいます。

 化粧水を「季節によってやめる」ということがないのと同じで、「夏だから日焼け止めをつける/冬だからつけない」というような考え方はしていません。1年・365日を通してつけるのは前提。ただし、季節や目的によって内容を変えるのです。

 ちなみに、よくパッケージに書いてあるSPFとは肌の表面をどれだけ守れるか、PAとは肌の奥の方(肌の弾力を保つコラーゲンたちがいる場所)を守れるかを数値化したものです。真夏の炎天下に長時間出るのならSPF50+、PA++++。夏以外の季節やちょっとしたお出かけならSPF30、PA+++くらいが目安です。

 真夏の過酷な炎天下の日には、日焼け止めの効果があるものを複数種類、塗り重ねます。

・乳液タイプの日焼け止め
・UV機能が高い下地
・ファンデーション+UV機能付きパウダー
・スプレータイプの日焼け止めで塗りなおし

 こんな感じで、ページをめくってもめくっても、次の日焼け止めの膜が現れるイメージです。

※この記事は『続メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』からの抜粋です(原稿部分執筆:BAパンダ)