「このまま」今の仕事を続けても大丈夫なのか? あるいは「副業」をしたほうがいいのか? それとも「起業」か、「転職」をすべきなのか? このように感じたとしたら、それは皆さんの考えが正しい。なぜなら、今感じているお金に対する不安は、現実のものとして近づいているからです。無収入となる65歳から70歳、もしくは75歳までの空白期間を、自己責任で穴埋めしなければならなくなる未来が、相次ぐ法改正でほぼ確定しました。
そんな人生最大の危機がいずれ訪れますが、解決策が1つだけあります。それはいますぐ、「稼ぎ口」を2つにすること。稼ぎ口を2つにすれば、年収が増えて、節税もでき、お金が貯まるからです。新刊『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』では、余すことなく珠玉のメソッドを公開しています。受講者は6000人に及び、その9割が成功。さぁ、新しい働き方を手に入れましょう!
賃貸ビジネスの入門編を試す
賃貸ビジネスの代表格は不動産賃貸ですが、不動産は値段が高いので簡単には買えません。
でも、もしかしたら、買うまでもなく貸しだせる不動産が身近にあるかもしれません。たとえばご自宅の敷地に、車1台分の空きスペースがないかどうか調べてみてください。もし空きスペースがあれば、近所の不動産仲介業者さんに依頼して、月極駐車場として貸し出すことができます。
その場合、自分の所有物にこだわる必要はありません。破産寸前時の私は、借上げ社宅のマンションに付属していた機械式駐車場を、同じマンションの住人に月額1万円で賃貸していました。「マンション内の駐車場を1万円で貸します!」というチラシを、マンション住人全員の郵便受けに入れたら、その翌日に借り主が見つかりました。なお転貸する場合には、事前に必ず大家さんの同意をいただいてください(参考:民法612条)。両親が相続した超ド田舎の空き地も、隣地の住人に駐車場として月額数千円で賃貸していました。
不動産を買わない賃貸ビジネスで成功している例では、年老いた親を自宅に呼び寄せて、空いた実家を賃貸している人。コンパクトなマンションを借りて引っ越して、広すぎる自宅を簡易旅館として賃貸して利ざやを稼ぐ人。商店街にある実家の古屋を改装してカフェとして賃貸する人。千葉県の外房の海に近い親の別宅を修繕してサーファー向けに賃貸する人などがいました。
その他、自宅に使わない部屋があれば、旅行客向けに民泊で貸し出せます。
*本記事は、『40代からは「稼ぎ口」を2つにしなさい 年収アップと自由が手に入る働き方』から一部抜粋し、再編集したものです。