いすゞ、メルカリ、オリンパス…大手で相次ぐ「物流子会社の統合・新設」の共通点Photo:PIXTA

物流子会社/荷主系物流会社の再編が引き続き活発だ。新設や荷主本体への吸収、合併・統合、売却など依然としてさまざまな動きがあるが、カギとなるのはサプライチェーンの統合管理を見据えた再編が増えていることだ。(カーゴニュース)

サプライチェーンの混乱が長期化

 子会社の新設、子会社同士の合併、荷主本体への子会社吸収など一見すると動きはばらばらだが、物流のコントロール一元化という共通項がうかがえる。

 背景には、コロナ禍でサプライチェーンの混乱が長期化する中、物流を統合的に管理したいという荷主企業の思惑がありそうだ。

 2021年10月以降、物流子会社や荷主系物流会社を巡る主な動きを、表にまとめた。