ハワイアン航空を傘下に持つハワイアン・ホールディングスは、電動飛行艇「シーグライダー」開発会社に投資している。諸島間の短距離移動(アイランドホッピング)向けにシーグライダーを航行させたい考えだ。  米新興企業リージェント(本社ボストン)が開発中のバッテリー駆動のシーグライダーは、ボートと飛行機のハイブリッド。「地面効果」(空気のクッション効果)を利用して機体を浮遊させ、平均して水面約1.5~9.1メートルの高さを巡航する。  ハワイ諸島間のフライトはハワイアン航空にとって主な収入源だ。