ツイッター株が転げ落ちた。安全な足場はまだ見つかっていない。米著名実業家イーロン・マスク氏は13日朝方、ツイッターの買収計画を巡りユーザー数の計算方法に関する詳細がはっきりするまで「一時的に保留する」とツイートした。マスク氏のツイートは、5月2日のロイター通信の記事に関連するものだった。この記事はツイッターが証券当局に同日提出した資料に基づき、ツイッターのデーリーアクティブユーザー数に占めるスパムや偽アカウントの割合は5%未満だという内容だった。こうした開示情報は、ツイッターが2013年に上場して以来、四半期や年次の報告書に常に含まれてきた定型のものだ。マスク氏は2時間後、「今後も買収に注力する」とツイートした。ツイッターのパラグ・アグラワル最高経営責任者(CEO)も13日、買収の完了を見込んでいるとツイートした。