高血圧の原因は?
放っておくとどうなる?
血圧が高いと、血管の壁の内側に傷が付き、血液中のコレステロールなどがたまって動脈硬化を招き、やがて脳卒中、脳梗塞、狭心症などの病気を引き起こしてしまいます。
高血圧の要因としては、塩分の取り過ぎや野菜不足など偏った食生活、肥満、運動不足などが考えられます。日本人は高血圧の人が多く、国民の3~4人に1人が高血圧といわれていますが、肥満の人では2人に1人にまで割合が増えるほど、特に肥満は大きな要因となります。その他にも、高血圧の原因となる生活・環境要因には、睡眠不足、過重労働、過剰飲酒、寒冷、ストレスなどがあります。
高血圧予備軍や高血圧の方は、(1)塩分の取り方、(2)生活習慣、(3)体重、この3点を見直していきましょう。
血圧を改善する食習慣三つのポイント
ここからは血圧が高い方向けに、数値改善のための食習慣のポイントをまとめていきます。
【その1】塩分の摂取量を減らす
まず高血圧の予防に欠かせないのは、減塩です。食塩摂取の目標は、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満とされています。
また、日本高血圧学会は、高血圧患者における減塩目標を1日6g未満にすることを勧めています。
汁物は具だくさんにする、漬物は1日1回、外食や加工食品を控えるといったことも減塩につながります。例えば、ラーメンやうどんの汁を残せば2~3g程度の減塩になります。普段の食習慣でできるところから始めていきましょう。「つい調味料をかけ過ぎてしまう」という方は、料理に直接調味料をかけるのではなく、小皿に入れて付けて食べるようにする、卓上に出す調味料を減塩商品に変えるのもおすすめの方法です。
コショウや七味、ニンニク、カレー粉などの香辛料の風味や、かんきつ類、お酢の酸味は塩味を感じやすくします。こういったものも合わせて活用すると無理なく減塩ができ、高血圧予防につながっていきます。
■編集部より
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