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花粉症の人にはつらい季節がやってきました。今回は、管理栄養士の視点から、症状を和らげる食事についてお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)
腸内環境を整えれば花粉症対策に?
くしゃみが止まらない、目がかゆくてたまらない――そんな花粉症の季節は、多くの人にとって憂鬱なものです。飛散する花粉の量は年々増加傾向、日本人のおよそ4人に1人が花粉症に悩んでいるといわれます。
薬での治療はもちろん大切ですが、毎日の食生活を少し見直すだけでも症状の緩和が期待できることをご存じでしょうか。
今回は花粉症の症状を和らげる食事のヒントをお伝えします。
花粉症は、体内に入った花粉に対して免疫が過剰反応することで起こります。そして、その免疫システムの約6〜7割は腸に集中していると言われています。つまり、腸内環境を整えることが、花粉症対策にもなります。
腸内細菌のバランスが乱れると、免疫の過剰反応を抑える細胞の働きが弱まり、アレルギー症状が出やすくなります。
腸内環境づくりといえばヨーグルトです。ただし、ただ食べるだけでは効果が十分に発揮されません。食べ方にポイントがあります。
タイミングは夕食後30分以内が最も効果的とされています。食後は食事によって胃酸が薄まるので、乳酸菌が胃を通過する際の生存率が高まります。夕食後の摂取が推奨されるのは、就寝中に腸のせん動運動が活発になり、乳酸菌の定着が促進されるからです。
1日の目安量は100〜200gですが、砂糖入りのものは食べすぎに注意。ヨーグルトに甘みをプラスしたいときは、オリゴ糖を合わせる食べ方がおすすめです。オリゴ糖は乳酸菌の栄養源として役立ち、増殖をサポートしてくれます。







