1位は学習プラットフォームで頭角現すUMU
コロナ禍の研修などで活用

 1位は、ユームテクノロジージャパンが提供する学習プラットフォームの「UMU」だ。

 米グーグルのトレーナーとして活躍したドングショー・リーが15年に創業し、日本法人は18年に設立している。現在、世界203の国と地域で100万社以上の利用実績があるほか、日本では富士通やパナソニック、日本通運やミキハウスといったメジャー企業を筆頭に1万6000社超の導入実績がある。

 動画や資料を用いたeラーニングができる点に加え、学んだ内容を実際に受講生がツールに向かってプレゼンし、その様子をAIが解析してフィードバックする双方向性が特徴だ。一方的なインプットだけでなくアウトプットを重ねることにより、学習の成果を高めることができる。そうしたことから、コロナ禍でのリモート研修などでも活用事例が豊富だ。

「アナログでテキストやテストを配布、実施していたが、管理が大変だった。UMUを利用すれば、学習内容の把握、提供、テスト結果など管理がしやすく、受講生、会社側どちらにとっても利便性が高い」(建設・建築業、その他一般職)、「よくあるeラーニングは動画をただ視聴するだけなので新入社員が受け身になるが、UMUを使えば動画を提出させたり受講者同士でコメントを出し合ったりすることができるため、前のめりで研修を受けてもらえる」(情報通信・インターネット業、営業・販売・サービス職)といった内容の口コミが投稿されており、ITレビュー上の満足度では5点中4.7と非常に高い評価を得ている。

 2位はRECEPTIONISTが運営する「調整アポ」だ。同社は、クラウド受付システムの「RECEPTIONIST」でも有名だ。