入山章栄氏（写真左）、尾原和啓氏（写真中央、撮影は千川修）、國光宏尚氏（写真右）
刊行前重版に続き、発売2週間で4刷になった書籍『メタバースとWeb3』の著者である國光宏尚氏と、IT批評家でフューチャリストの尾原和啓氏、『世界標準の経営理論』の著者で早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏の鼎談（ていだん）を大公開。「成長」と「分配」の好循環を目指す新しい資本主義時代にメタバースやWeb3がどう関係していくのかを、3回に分けて配信します。
「共感でつながる」時代が来る？
DAO（自律分散型組織）が鍵
尾原和啓（以下、尾原） 今日の鼎談は入山先生と國光さんがお話ししたら、めちゃくちゃおもしろくなるんじゃないかと思って設定させていただきました。入山先生、『メタバースとWeb3』いかがでしたか？
入山章栄（以下、入山） お二人の前だから言うわけじゃないんですが、これ絶対みんな読んだ方がいい本ですね。
國光宏尚（以下、國光） おお、ありがとうございます。
入山 わかりやすいし、今後訪れる未来とそこを國光さんがどう考えているのかが明確に書かれていて、本当におもしろかった。
尾原 入山先生が本書で印象的だったのはどのあたりですか？
入山 これからのビジネスがどうなっていくのか、というところです。
