米国の大麻企業は、店舗の開設や中核商品の販促、実物の商品およびNFT(非代替性トークン)の販売に、メタバースを利用するようになっている。ミラー・ライトやウェンディーズ、エスティローダー、JPモルガン・チェースといった大手ブランドも、デジタルの世界をマーケティングに利用する実験を行っているが、大麻のマーケティング担当者は、メタバースが彼らにとって特に関心のある利点をもたらす可能性があると考えている。カナビス・マーケティング・アソシエーションの創設者であり最高経営責任者(CEO)を務めるリサ・バフォ氏は、メタバースが「ウェブ3」の原則(ウェブ上の情報は企業が管理するのではなく分散化される)に基づいて運営される限り、大麻マーケティング担当者は、フェイスブックなどのプラットフォーム上よりも自由に自社製品を宣伝できる可能性があると指摘する。
メタバース試す大麻企業、販促の新手法で
既存プラットフォームよりも自由に製品を宣伝できる可能性
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