米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)は3日、米電気自動車(EV)メーカー、テスラの一部車両でブレーキの誤作動が起きたとの苦情が増えていることを受け、説明を求める書簡を先月同社に送付したことを明らかにした。NHTSAによると、テスラのセダン「モデル3」またはクロスオーバー「モデルY」で突然ブレーキが作動したとの報告が758件寄せられた。ここ数カ月で苦情が2倍近くに増えたという。こうした現象は「ファントムブレーキ」と呼ばれている。報告では、運転支援システム「オートパイロット」の作動中にこの現象が起きた。テスラは今のところコメント要請に応じていない。資料の提出期限は20日。