1986年の映画「トップガン」の原案となった記事を執筆した記者の遺族が、大ヒットした続編「トップガン マーヴェリック」のストーリーに関してスタジオ側が権利を取得していなかったとして、映画制作を手掛けたパラマウント・ピクチャーズを提訴した。オリジナルの「トップガン」は、海軍訓練基地の戦闘機パイロットについて故エフド・ヨネイ氏が雑誌向けに執筆した記事「トップガンズ」を原案としたもの。訴訟によれば、パラマウントは記事が1983年に発表されると、その直後に映画化に関する権利を取得していた。故ヨネイ氏の妻であるショシュ・ヨネイ氏と息子のユバル・ヨネイ氏は、6日にロサンゼルスの連邦裁判所に提出した訴状の中で、パラマウントの権利は2020年に期限を迎えたため、著作権が侵害されたと主張している。